アダルトチルドレンの問題

こんにちは。

 

昨日はアダルトチルドレンや機能不全家族のことを書きました。

 

今日は、アダルトチルドレンにはどんな問題が生じるのか、について書いていきますね。

 

まずは、精神障害です。

 

不安障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、うつ病、気分障害、双極性障害、境界性パーソナリティ障害、解離性障害、適応障害といった診断をされることが多いです。

 

 

2つ目は共依存です。

 

アダルトチルドレンはアルコールやギャンブルに陥るケースが多く見られます。

 

また、「自分なしでは生きられないような無力な人物」の世話をすることに充実感を覚えることも多く、これを”共依存”といいます。

 

 

3つ目は極端な人間関係です。

 

過度にに人間関係から引きこもり、親密な付き合いを避けたりします。

 

しかし、反対に過度に人に依存し、相手のためなら何でもするといった没頭をしてしまう時もあります。

 

また、通常の人間関係を築いていたりしても、心から信用することや信頼することができず、疑心暗鬼を常にもっています。

 

表面的な付き合いに終始することもあります。

 

心の中では、憎しみの気持ちと人と親密になりたい気持が同時に存在し、葛藤します。

 

 

4つ目は否定的な自己像です。

 

アダルトチルドレンは自身のことを過度に否定的に見ており、自己評価や自尊心は非常に低いことが多いです。

 

そのため、自分自身のことを大切にできなかったり、傷ついても平気なように見えたりすることもあります。

 

ときには自分の事を犠牲にして相手に尽くそうとしたりします。

 

 

5つ目は自殺・自傷です。

 

否定的な自己像や人間関係が繰り返されると、生きていくことに希望を持てず、苦しみばかりがあるように思えてしまいます。

 

そうなると、死ぬことだけが苦しみから開放される唯一の手段だと思いこむのです。

 

そうした時に、衝動的に自殺に至ってしまうことが多いのです。

 

また、自傷行為をすることもあります。

 

自傷によりある種の快楽を感じ、苦しみから一時的に逃れる事ができるからです。

 

悪い自己を手首に投影して、その手首を切ることで払拭することもあるようですし、自傷による痛みで生きている感覚が取り戻せるとうのもあるようです。

 

 

6つ目は世代間連鎖です。 親との関係の中で起こったことが、自身が子どもを持った時、その子どもとの間で同じようなことを繰り返してしまうのです。

 

そして、その子どもの子どもへ、またさらにその子どもへ・・・・

 

バトンを渡すように受け継がれていきます。

 

 

7つ目は生きづらさです。 精神障害、極端な人間関係、否定的な自己像、自殺や自傷・世代間連鎖などが複雑に絡み合い、生きていくことに希望や期待を見出せなくなってしまうのです。

 

生きているのに死んでいる、死んでいるように生きている・・・

 

そんな感覚を感じる人もいるようです。

 

次回は、アダルトチルドレンと呼ばれる人の多くに共通する特徴について書いていきますね^^

 

 

本日も、最後までお読み頂きありがとうございました。^^


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