心が疲れたときに ~適応障害と自律神経のお話~
仕事や学校、家庭などで、ストレスを感じることは誰にでもあります。
でも、そのストレスが大きくなりすぎたとき、心と体は悲鳴を上げます。
「適応障害」は、そうした強いストレスに対処しきれなくなったことにより引き起こされる状態です。
適応障害とは?
適応障害は、ある特定のストレス(たとえば職場の人間関係や引っ越し、家庭内の問題など)にうまく対応できなくなり、心や体にさまざまな症状があらわれる状態です。
気分が沈んだり、やる気が出なかったり、眠れなかったり、イライラしたり……。
人によって症状はさまざまですが、「こんな自分はダメだ」と思い込んでしまう方も少なくありません。
その原因は?
その原因は、沢山あるのですが、最も大きなものは精神が抱える不合理な恐怖心です。
合理的ではない恐怖心なので、精神はその恐怖の全てを認識はしていません。
例えば、職場に行くと調子が悪くなる。
病院にいったら「適応障害」だと言われた。
そうなると、休養をとるだとか、職場を変える、薬を飲むなどの対処が一般的に行われることです。
そして、数週間休養を取り職場に復帰したらまた同じ症状がでた・・・どうしよう・・・
そうった経験をした方は少なくはないはずです。
職場はきっかけであって原因ではありません。
だから、休養をとっても、職場を変えても、薬を飲んでも根本的な解決には至りません。
原因は、精神が抱える不合理な恐怖心などのエラーです。
症状の改善を目指すには、これらのエラーを解決する必要があります。
適応障害とうつ病のちがい
適応障害とうつ病は似ているところもありますが、実は違いがあります。
うつ病は、特定のきっかけがなくても気分の落ち込みが続く病気です。
一方、適応障害は「きっかけとなるストレス」がわりとはっきりしていることが特徴です。
そのストレスが軽減されれば、心の状態も少しずつ落ち着いていく傾向はあります。
でも、適応障害とうつ病には明確な共感線があるわけではないので、区別することはむずかしいのかもしれません。
自律神経の乱れと適応障害
心が疲れているとき、自律神経のバランスも崩れやすくなります。
自律神経は、私たちの体のリズム(呼吸、心拍、消化、体温など)を整えてくれている大切な神経です。
心の状態と自律神経は密接に関係しています。
というより、心の状態が自律神経に影響を与える、という状態です。
適応障害になると、以下のような「体の不調」もよく見られます:
- 動悸や息苦しさ
- 胃腸の不調(食欲不振や腹痛)
- 頭痛や肩こり
- 倦怠感や不眠
これらは「気のせい」ではなく、自律神経のバランスが乱れているサインです。
薬は依存という精神状態をつくります
病院で「適応障害」と診断されると、薬を処方されることがあります。
たしかに薬は、一時的に症状をやわらげてくれることがあります。
でも、薬を飲み続けても不調が繰り返されたり、薬の量が増えてしまったりすることもあるのです。
そして依存心をどんどん大きくしてしまうので、精神状態は更に悪化するケースが多いです。
心と自律神経を整える場所 ~海のサロン空~
海のサロン空では、薬に頼らず、心と体のバランスを整える独自の自律神経療法を行っています。
気功や周波数、呼吸、対話を通して、精神のエラーをやさしく整え、心の回復をサポートします。
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