会社や学校に行こうとすると、辛くて涙がでませんか?

こんにちは。


最近、なんだか元気が出ない、朝がつらい、突然涙がでる、イライラする、人と会いたくない…。

そんなふうに感じていませんか?それはもしかすると、心が限界のサインかもしれません。
もともとはがんばり屋さんで、責任感も強く、周囲に気をつかえる優しい方ほど、知らないうちに心のバケツがいっぱいになってしまうことがあります。

そうなると、心の耐久性が低下し、「適応障害」と言われる状態になることがあります。

この記事では、「適応障害」という状態について、チェックリストを交えながらわかりやすくご紹介します。

適応障害とは?

適応障害とは、心の耐久力が低下し、ストレスの量が処理できる限界を超えてしまったときに起こる心の反応です。

ストレスを感じる出来事にうまく適応できず、心や体にさまざまな症状が現れます。
早い段階で気づき、適切にケアすれば回復は早いという特徴もあります。

適応障害の主な症状

心と体の両方に、さまざまな反応が出ます。

心の症状

  • 気分が落ち込む、不安感が強くなる
  • イライラ、焦り、怒りっぽさ
  • 物事への興味や意欲がなくなる
  • 涙もろくなる、人と会うのがつらくなる

体の症状(自律神経の乱れ)

  • 眠れない、寝すぎてしまう
  • 食欲が落ちる/過食になる
  • 動悸、胃痛、頭痛、吐き気、めまいなど

こんな人は要注意!セルフチェックリスト

以下の項目にいくつ当てはまるか、チェックしてみてください。

チェック項目内容
□ 朝起きるのがつらく、身体が重い特に仕事や予定のある朝が苦痛
□ 人と会うのが億劫、怖く感じるLINEやメールの返信すら疲れる
□ 小さなことで涙が出たり、イライラする感情の波が激しい
□ 気力が出ず、好きなことも楽しめない趣味やテレビも興味が持てない
□ 食欲や睡眠に変化がある寝すぎる/眠れない、食べすぎる/食べられない
□ 職場・家庭など、特定の環境に強いストレスを感じる行くことを想像するだけで気が重い
□ すぐにでもその場所から逃げ出したくなる退職・退学・引っ越しなどを考えてしまう

目安:

  • 3つ以上当てはまる方は、心の疲れが溜まっているサインかもしれません。
  • 6つ以上当てはまる方は、適応障害の可能性も。専門家に相談することをおすすめします。

原因は「ストレスの処理能力」を超えたとき

適応障害の根本には、心のキャパシティ(耐久力)を超えるようなストレスがあります。

たとえば、こんな状況が引き金になります:

ストレス要因の例
転職・異動・退職などの職場環境の変化
結婚・出産・子育て・離婚などの家庭の変化
介護、看病、家族の不和
学校生活・進学・受験によるプレッシャー
いじめやハラスメント
災害や病気など突発的な出来事

同じ出来事でも「平気な人」と「耐えられない人」がいるのは当然で、
それはその人が弱いからではなく、心の処理能力が関係しているのです。

回復のために大切なこと

ストレス要因から距離を置く

可能であれば、一時的に環境を変える、休職・転居・距離をとるなどが方法として考えられます。

自分を認める

「自分がダメなんだ」「もっと頑張らなきゃ」と責めるのは逆効果。
今は回復期間と割り切って、自分をいたわってください。

話す・書く・吐き出す

信頼できる人、専門家、日記やノートなど…
心の中にあるものを外に出し、整理することも効果的です。

身体を緩める

適応障害の背景には、自律神経の乱れが関係しており、全身の筋肉の硬直が顕著です。
深呼吸、温かい食事、ぬるめの入浴、朝日を浴びる、気功・整体など、身体をゆるめる習慣が回復を後押しします。

 適応障害は心のSOS

適応障害は、今のままでは心がもたないというサインです。
決して「病気」や「ダメな自分」ではありません。
むしろ、心が自分を守ろうとしてくれている反応です。

きちんとケアすれば、多くの方が元気を取り戻しています。
あきらめずに、自分のペースで一歩ずつ整えていけば大丈夫です。

適応障害は「甘え」ではありません

「気の持ちよう」「休んでる場合じゃない」…そう思って無理をしていませんか?
でも、心が限界を超えたときに、誰にでも起こりうる自然な反応が適応障害です。

むしろ、今この瞬間に気づけたことが、回復への第一歩です。

おわりに ~がんばるあなたに、休息の時間を~

「もっと頑張らなきゃ」と思い続けてきたあなたへ。
そろそろ、少し立ち止まってもいい頃かもしれません。

私たち「海のサロン空」では、
自律神経を整える施術や、心をゆるめる気功、自然体で話せるカウンセリングなど、
あなたの心と体に寄り添うサポートをご用意しています。

心がほっとゆるむ時間を持つことで、少しずつ元気を取り戻していくことができます。

「ひとりで抱え込むのはもう限界かも…」
そんなふうに感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたのペースで、ゆっくりと回復していきましょう。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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