パニック障害とは
パニック障害は、何の前触れもなく突然激しい不安や恐怖に襲われる「パニック発作」を繰り返すものです。
「また発作が起きたらどうしよう」「死んでしまうのではないか」という極度の恐怖感に陥り、めまい・動悸・息苦しさなど身体症状が現れることがあります。
特徴的なのは、その恐怖感が非常に強いため、発作が終わっても「またなるかも…」という予期不安が残り、日常生活への影響が出る点です。
パニック障害は精神が抱える、不合理な恐怖心やそれに影響されるトラウマなどが原因の根幹です。
適切な処置によって十分に改善が可能な症状です。
過換気症候群とは
過換気症候群とは、強いストレスや不安などがきっかけで呼吸が必要以上に深く・速くなり(過呼吸状態)、血中の二酸化炭素(CO₂)濃度が下がることで様々な症状を引き起こす状態です。
呼吸が過剰になると血液がアルカリ性に傾き、血管が収縮して手足のしびれや筋肉のけいれんが起こります。
加えて脳血管の収縮で頭がぼーっとしたり、不安感・動悸・めまいなどを招く悪循環に陥りやすいのが特徴です。
心身症の一つとして位置づけられ、特に心理的ストレスに敏感な若年者に多く見られるものです。
一般的に、過換気症候群は精神的な要因による発症が主であり、運動直後の呼吸過多(過呼吸)や極度の緊張・不安が誘因となることもあります。
通常は30分~1時間で自然に治まることが多いですが、発作時の不快感は強く、緊急搬送され、病院で検査するも異常なしと診断されることが多いです
パニック障害と過換気症候群の違い
- 共通する症状: パニック障害でも過換気症候群でも、動悸や息苦しさ、ふるえ、しびれなどの身体症状を伴う点では似ています。
- 発作の内容: パニック障害では、文字通り「激しい恐怖発作」が起こるのが主徴です。「また発作になるかも」という予期不安や「死への恐怖」を強く感じるのが特徴です。一方、過換気症候群では過度の呼吸が主因となるため、心理的な不安が引き金ですが「呼吸困難」に焦点が当たります。激しい運動や緊張時に過呼吸が起こり、血管収縮によるしびれや目眩が中心となことが多いです。
原因:精神の「エラー」と身体の「毒」
当サロンでは、パニック発作や過換気症候群は心身のバランスが崩れた結果として起こると考えています。
まず精神面のエラーです。精神が過敏になって本来安全な状況でも恐怖や苦痛を感じ、脳が過剰な危険信号を出す「誤作動」が挙げられます。これは、火災ではないのに火災報知器が鳴ってしまうようなもので、扁桃体(不安を司る脳の部位)が過剰に反応することで、安全な状況にも過度の恐怖や不安を感じてしまいます。
次に身体面の毒として、体内に蓄積した疲労物質や有害物質があります。
代表例が疲労時に増える乳酸です。
実際、研究では乳酸を体内に注射するとパニック発作が誘発されることが分かっており、乳酸が溜まりやすい人ほど発作を起こしやすいと言われています。
また、ストレスや過労によって活性酸素やホルモンバランスの乱れなども「身体の毒」となり、自律神経の調子をさらに崩す原因となります。
当サロンの考え方では、これら「精神の誤作動」と「身体の毒」を根本原因と捉えています。
つまり、精神と身体に溜まった毒を排出し精神のエラーを正常化することで、心身の深部から自然治癒力を活性化させ、症状の消失を目指します。
男女比と発症年齢
- 発症年齢: パニック障害の平均的な発症年齢は20代前後で、80%以上が30代までに発症すると言われます。過換気症候群も思春期~20代の若年層に多く、特に学業や職場環境で強い緊張を受けやすい時期に起きやすいとされています。
- 男女比: いずれも女性に多い傾向があります。パニック障害は女性が男性の約2倍の頻度で発症するとされ、過換気症候群でも男女比は1:2~1:3程度と女性優位と報告されています。例えば、10~30代の女性に症状が現れるケースが多く、女性ホルモンや社会的ストレスが影響しているとも考えられます。
海のサロン空のアプローチ
一般的な治療としては、抗うつ薬(SSRIなど)や抗不安薬による薬物療法と、認知行動療法などの心理療法の併用が行われます。
これらは発作の頻度や不安の程度を軽減し、日常生活を送りやすくするうえで有効だと考えられています。
しかし専門家の報告によれば、パニック障害の経過は慢性・再発性が多く、薬物療法や心理療法もあくまで対症的な治療に過ぎないため、完治率は決して高くないとされています。
実際、多くの患者さんが長期にわたって治療を続けても発作や不安を繰り返している、という報告もあります。
そこで当サロン「海のサロン空」では、根本原因へのアプローチを重視しています。
当院では、身体と精神に溜まった「毒」を体外へ排出し、自律神経の伝達機能を改善する独自の施術を行います。
具体的には、自律神経に最も影響を与えると言われる精神に対し気療を行っていきます。
薬や鍼灸、整体では届かない精神領域へのアプローチが不調の連鎖を断ち切ります。
これにより、心身の深部から自然治癒力を活性化させ、症状に左右されない健やかな状態へと導くことを目指しています。
薬物療法や心理療法で症状が落ち着いても再発が心配な方や、根本的な改善を目指したい方には、当サロンのアプローチはお力になれるはずです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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